ハザードマップとは
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近年日本では2011年の東日本大震災や、2016年の阿蘇山の噴火、熊本地震など、自然災害が多く見受けられ、近隣住民に避難指示が出されることが増えてきました。
その際、人的被害をなるべく少なくするために重要なものがハザードマップです。
では、ハザードマップとは一体どのようなものなのでしょうか。
ハザードマップとは、各地域の自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものです。予測される災害の発生地点、被害の拡大範囲および被害程度、さらには避難経路、避難場所などの情報が既存の地図上に図示されています。マップは自治体や国が作成したもので、住民が迅速・的確に避難を行い、二次災害発生予想箇所を避けることができるため、災害による被害の低減にあたり非常に有効な地図となっています。
これから新しい場所に家を建てて住みはじめると、周りの環境はもちろん変わります。自然災害はいつ起こるか分かりません。急な災害にも落ち着いて行動できるように、自宅の最寄りの避難場所や、災害時に危険となる場所はどこなのか等、これから住んでいく地域のハザードマップを使って家族で話し合いをすることが重要です。