壇洋一ブログ

2014.2.22

庭木の植込み

 

2月下旬から、「アモーレ」のコンセプトハウスの工事が南区大池で始まりますが、

工事の始まる前に大きな木を植込みしました。

普通は家が建ってからしますが、時期が悪く、11月から3月下旬までが移植できる時期。

工事は3回に分け、1~2回目は建設に邪魔にならない庭の大きな木、小径木やグランドカバー

等の下草類は完成後の植込みになります。

 

今日植えた木は、10月桜、ジュンベリー、マグノリアエリザベス、丸葉です。

10月桜は大阪冬桜のことだと思いますが、山口のSさんの会社で観せてもらいましたが、

キレイだったので植えるようにしました。

この桜は10月頃から2月初め頃まで少しずつ咲き続ける花です。

ソメイヨシノのように、一度に咲いて、いさぎよく散る桜ではなく、花は小さく山桜のように

ポツポツと咲く感じですが、花の時期がながく楽しみです!

 

この土地には橙の木が購入前からありましたが、場所が悪いので移設することにしました。

そこで、正しい木の移植方法をご紹介しますので、覚えとくと後で役立つかもしれません

 

①木の根元から30センチ四方を円を描くように土を掘る。木の大きさで掘る深さも変わりますが

この木は2.5メートル程ですが60センチほど掘りました。掘ると根に当たりますので、その度

に根切りしながら進めます。円を描くように掘り進め40センチ程から中心に向かって10センチ程

堀ます。 そう、丸壺の下のような感じに。

 

②そこまでできたら、麻布で包み麻縄で丁寧に縛ります。

③下のようになれば移設できます。移設箇所は、広く深めの穴を掘り、下に牛糞や腐葉土を

入れ、埋め戻しの土に肥やしを混ぜて仕上げます。

*ポイント

・大きな木は移設時期を間違えないようにしてください。(11月~3月)

・常緑樹は根が下に張ります。落葉樹は根が横に広がります。

・移設後の水やりは、今の時期であれば10日間は毎日ですがその後は3日に1回程度

・移植した木が完全に根を張るのには2~3年かかりますので、木を支える支柱は2~3年

 間はそのまましておいてください。