壇洋一ブログ

2014.11.2

これからの家の理想形

 

先日、健康・省エネ シンポジュウムinふくおかに行ってきました。

 

この会は健康・省エネ住宅をつくる国民会議が主催しています。

会員は、医者、大学教授、一般メーカー、工務店、個人から構成されていて、

定期的に様々な分野のリーダーが集まり必要に応じて関係省庁の皆さんとの

意見交換を行っております。

 

それにより国民全体が安全・安心を実感できる健康・省エネ住宅推進のための

国民合意の形成、啓発、普及促進を目指して参ります。

 

早い話が家づくりに於いては、“いつまでも楽しく人生をおくるために、

健康でいられる住宅をつくりましょう”ということです。

 

それでは、どのような家をつくればいいのか?ということになりますが、

一番わかりやすいのが、冬季に一定以上の室温を保つこと。

 

以下は教授の最新のデーターから、

この医学データーによると、健康でいられる許容温度は18℃

16℃未満になると、呼吸器系疾患に影響

9℃~12℃血圧上昇、心臓血管疾患リスク

以上のような結果が出ております。

 

それにしても、福岡の一般的な住宅で、1990以前の住宅は冬は

家の中にいても非常に寒いと言うのが通説です。

 

特に冬季、和室のある家は、和室の畳にカビが生えないように通気を

してあるので、外とあまり変わらないような温度であることが考えられます。

 

リビングはエアコンやファンヒーターで暖房しますが、他の部屋が同じような

温度でないと意味がありません。( ヒートショックの原因にもなります)

ですから、人体に大きなリスクを抱えて生活していることを知って欲しいのです。

 

一先ず、国民会議では18℃を目標に新築や増改築の改修で成果を

あげるように頑張ります。

 

 

 

 

 

 

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