福岡市中央区(K様邸)

~和と洋の絶妙なコーディネート~

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以前は、壁の色と同色の腰高の下足箱が右手にありました。しかし、収納力が足りずに、靴がずらーっとポーチに並んでいる状態でした。
それを解消するため、天井までの大容量の下足箱を造作、正面のクローゼットの折戸もお揃いの建具にしました。この建具、湿気がこもらないようにする意味もあり、格子状のデザインに。
しかし、中身が見えないように、格子の間隔は極力細く…と気を配りました。白いタイル部分の床は以前はスロープでしたが、使用することもなかったため、以前のリフォームで使用したタイルを張り、家族が通るプライベートな通路としました。

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玄関正面の壁には輸入紙クロスを張りました。ピンクとゴールドの対デザインになっているものを奥様がセレクト。和の雰囲気の玄関に意外とマッチしています。正に和洋折衷。

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水周りリフォームのご希望は 白を基調としたヨーロピアンな感じ 。水廻り空間をワンルームとしたホテルのイメージ。流行にとらわれない。照明づかいで様々な雰囲気が味わえる。という明確なものでした。以前は外からの収納だったスペースを屋内に取り込み、トイレ、洗面、浴室全ての配置を変え、 窓も変えるという大規模なリフォームとなりました。
また、デザイン性だけでなく、実用性も重視した機能的な水廻り空間となりました。ワンルームとはいえ、入り口からなるだけ直接目に入らないような場所にトイレとユニットバスを設置しました。十分な光が入るように窓を大きくとり、ユニットバスはガラスの壁にすることで、解放的で明るい空間となりました。

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今回のリフォームでは、かなり収納を重視しています。
この収納家具は以前、外からの階段下の収納として設置していましたが、天井が低く、右上部分には階段部分が現れてきていますが、あえてその部分にオープン棚を設置し、香水等を飾るスペースにしています。また、扉を開けるとコンセントを設置した充電コーナーも完備しています。

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通常、浴室内の窓はすりガラスにすることが多いのですが、タイル貼りの在来式浴室のような奥さまが一目ぼれしたこだわりのユニットバスです。
ガラスの壁にガラスのドア、ガラスの棚で開放感抜群。
写真からは見えませんが、ユニットバスの窓も大きくとり、透明ガラスにしています。
あえて透明ガラスにして外に白いウッドフェンスを設置、外からの視界をさえぎりつつも、バスタブにつかりながら外の植栽を楽しめ、ユニットバスの照明も間接照明風でおしゃれです。
洗面所の床はひんやりしないサーモタイル、壁は調湿効果のあるエコカラット。天井と壁の一部はクロス貼りです。
二つの縦長窓横の天井には、雨の日でも洗濯物が干せるように、埋め込み式の洗濯干しユニット(電動式)を設置しています。

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トイレ横の洗濯機、衣類乾燥機コーナーです。使用しない時には縦型ブラインドで目隠しをします。ブルーのアクセントが効いています。 奥の壁に設置しているものはタオルウォーマーです。洋書などで目にしますよね。

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スタイリッシュなデザインのタンクレストイレ。後方の壁には、壁厚を利用した収納。

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照明にはこだわりました。
デザイン違いのシャンデリアをつけ、他の照明スイッチと別に切り替えることで、シャンデリアのほのかな灯りだけでバスタブにつかるなど、シーンに応じて様々なあかりを楽しむことができます。日中は日の光に反射したシャンデリアがきらきらと綺麗です。

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