2016.3.24
小国 木材視察
先日、デザイニングリフォーム福岡で杉材の視察で小国に行ってきました。
前日まで雨模様でしたが、当日は晴天に恵まれました。
この日の工程は、小国森林組合の視察、山にはいり70年杉の伐採を確認後、
昼食をとり、小国杉で作った南小国町役場の見学、木材地熱乾燥の施設、
町有林である250年杉林、小国ウッデイー共同組合の工場視察と短い時間で
盛りだくさんの内容でした。
小国の視察は何回かしましたが、小国ウッデイーの皆さんの案内で大変充実した
一日になりました。ありがとうございました。
小国森林組合の競り会場
下の写真は担当者から小国杉の説明を受けている様子。
ここの杉はアヤ杉とヤブククリの2種にわかれるそうです。それぞれの特徴について
詳細に説明を受けました。
小国杉の特徴として、年輪を見ていただくと分かりますが、濃い線が冬の成長、濃い線の
間の白い部分が夏の成長になりますが、濃い線の幅が広いのが分かりますか?
年間を通じて温度差は大きく、冬は厳しい気候に関わらず成長するのが特徴です。
木の根元に人は見えますが、その木を伐採しました
70~90年経った杉だそうです。
この杉は切り口の色がやさしいのでアヤ杉です。
皆で撮影。は~い写しますよ~!
南小国町役場の大ホール
ホールの壁に施工した角材は適度な反響を得るための施工で、音楽の壁と同じ効果が
得られますが、この手法は面白いと思いました。
今回も小国ウッデイーの皆さんには感謝です!!
Category: 壇洋一ブログ