壇洋一ブログ

2012.7.16

北部九州豪雨

 

数日前、北部九州が豪雨に見舞われました。このような災害が筑後地方であったのは昭和28頃、

一度あったらしいですけど、まさに60年ぶりです。

熊本や大分の一部の地域も被害がでましたが、この写真は福岡県みやま市の矢部川と沖端川の

様子です。 報道では矢部川の決壊場所しか放送されませんでしたが、矢部川から枝分かれしている

沖端川が、2ヶ所、本郷と中山周辺で決壊して600軒ほどの家が床下、床上浸水していることを何で

放送していないのか?!不思議です。

特に、本郷は300世帯ほどの全所帯が壊滅的な被害を受けているのに!どうなっているんでしょう?

ボランテイアの方々の協力が必要ですよ!!

<矢部川・決壊場所はこれから2K程下流>

 

この辺りは、農業が盛んですが、母屋もさることながら、小屋に置いている車や農機具などが水に

浸かってしまったそうで途方にくれているそうです…..。

<本郷の耕作橋>

 

この橋の高さは10メートルほどありますが、左側の橋脚に流木が引っ掛かっているのが見えますが、

この高さまで水位が上がったようです。5メートル程ある松の木も根こそぎ倒れました!

<船小屋>                     <

 

船小屋温泉がある中之島公園の駐車場も濁流が流れていて石垣が壊れていました。

<県南広域運動公園>

 

この川の200メートルほど上流から、矢部川からの沖端川支流になっています。橋の手すりの下まで

水位が上がったのが分かります。新しくできた広域運動公園も被害を受けました。

<沖端川・行基橋付近の決壊場所>

この写真の中央上部に古いブロック塀が見えますが、この左側が数十メートル壊れて濁流がこの村に

侵入しました。 数件の家が流れて倒壊し、村全所帯が浸水しました。

昨日は道路復旧のため汚泥処理が行われていましたが、まだまだ、村の中に入れるような状況では

ありませんでした…..。