2017.8.17

地盤調査

現在では、家を新築する際には、必ずと言って良いほど地盤調査がおこなわれています。新築木造戸建の地盤調査のほとんどは、スウェーデン式サウンディング試験です。これは、鉄の棒を地面に垂直にねじ込んでいき、その回転数と深さを計測し、地耐力(N値)を求めるというやり方です。建物の4隅4点と建物の中心1点の合計5点でおこなうのが基本です。

 基準法施工令第38条では、許容地耐力に応じて、基礎の構造を変更することを求めています。ベタ基礎であれば、地耐力(N値)は、20kN(キロニュートン)/㎡以上必要とされています。それ以下ですと地盤改良が必要になります。

 もしも弱い地盤に家を建ててしまったら、不同沈下が起こり、家が傾く可能性がありますので、地盤調査結果による基礎の検討、地盤改良の検討は、家を建てる上ですごく重要なことなのです。

Category: 土地