壇洋一ブログ

2017.12.5

住まいへの愛着 フランス人と日本人….①

弊社は皆さんご存知のとおり住宅の新築やリフォーム、ガーデニング、

他には、お住まいをお持ちではない方に不動産を斡旋することもあります。

不動産等、全般的なご相談にはアドッバイスできるようにはしております。

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最近、思い出したように頭に浮かんでくるのは「住まいの付加価値」です。

価値といっても第三者的にみた不動産的な価値観ではなく、家への愛着等です。

たとえば、中古住宅をリノベーションするときには弊社で行っていることは

現況調査(インスペクション)を必ず行い、構造的に弱い部分があれば、現在の

住宅の性能まで高めるようにします。

地震の心配をしなくていいように、夏の暑さや冬の寒さの解消、設備もリニュアルして

今からも永く快適に過ごせる家づくりを前提に提案します。

でもこれらのことは、家づくりのするうえで最低限のことであり当然のことでもあります。

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 4~5年前になりますが、家のことを思いながらひとり南フランスに行ってきました。

その本来の目的は、フランス人の生活習慣や家への思い入れを知りたかったからです。

もちろん、それ以外にも目的はありましたが…..。

フランスでは、有名な建築家や地中海クラブの創業者、教員、画家、左官職人、美容師、

主婦など、お宅に訪問して見学をさせていただきました。

 

普通、フランス人は自宅に招き入れるのは敬遠するそうですが、私はラッキーだったのか

多くの方々から夕食に招待をされました。

招待されるのは殆ど夕食時になりますから、ワインをご馳走になりながらじっくりと

いろいろな話題について心ゆくまで話すことができました。

今のフランスは中東や近隣諸国からの移民が多く、生活習慣の違いでトラブルケースも

日常茶飯事のことらしいです。

だって、一つの学校で4~5か国の外国人がいて、会話できない学生も多いらしいです。

日本では考えられないですよ!

あつ!話は脱線しました。フランス人の住宅への愛着度はいかがなものか?

結論としては、たいへん自分の住まいを大切にしています。

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デザイン的な部分では、家のいたるところに自分たちの楽しくなるようなデイスプレイ

をしています。生活を楽しんでいるのがわかります。

どんなに家が古くなっても解体することはなく、住む人の生活スタイルに合わせて

リノベーションをします。

家を手放すのは手狭になった時で、売却して今の生活に合う家を購入するというのが

一般的のようです。

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かって、フランスの風土は痩せた大地で、石はいたるところで手に入りましたので石造りの

文化が栄えました。ですから、地震が来ない限り住宅の寿命は永いのです。

建築家から、日本では家が古くなったら壊すのか!?と尋ねられたことからもわかります。

 

次回にこの続きは書きます。