2013.12.27
**南区柏原 K様邸 屋根工事**経過**
屋根工事の流れ
本日は、無事に上棟が終わり次の工程、屋根工事について報告したいと思います
少し話は変わりますが、屋根という漢字天井に近いのになぜ”根”がつくのか、、
いろいろ調べて見ますと屋根という言葉は、家を意味する「屋」に全体を支えているという意味の”根”が付き、
家全体のことを表していましたが、のちに柱や壁が独立して屋根が地面から離れた構造になっても、
その呼び名が残ったのではと考えられています
屋根という言葉も、「屋(建築物)の上」(やのうえ)が「やのへ(やのえ)」になり「やね」になったのだという
シンプルな語源説が提唱されているそうです
少しそれてはしまいましたが、では今から屋根工事の流れについてです
屋根の工事は上棟(棟上げ)後に行います。
垂木の上に野地板を釘で貼っていきます。この野地板がスレートや瓦などの屋根材の下地材となります
野地板の施工を終えれば、次は屋根の下葺き材の施工です。下葺き材にも種類がありますが、
アスファルトルーフィングが使用されることが非常に多いです。この下葺き材は防水シートで、
屋根の仕上材から中へ侵入してきた雨水を防ぐためのもので、大変、重要なものです
このアスファルトルーフィング(防水シート)は、屋根の勾配の下手側から施工していき、
上手側のものを下手側の上に重ねるようにします。
最後に屋根の仕上げ工事です!!
屋根の仕上材の種類は豊富で、茅葺(かやぶき)、トタン、レンガ、瓦、ストレート、コンクリートなどさまざまなものが使用されています
瓦はエスパニカ
スペイン瓦を日本の風土に合わせて改良し、日本の洋風建築になくてはならない建築資材としての役割を担ってきた形瓦です。
これが屋根工事の流れです
現場監督:井ノ上