2014.9.19
自然環境と住まい
ハチクマってご存知ですか?
ハチを好んで食べる鷹の仲間で、羽を広げると1.2~1.3メートルほどあるそうですが
この鳥は北陸にいるそうで、今の時期、越冬のため遠くインドネシアまで旅を
するらしく、福岡市上空が旅の経路にあたるそうです。
2ヶ月間ほどのあいだに4700羽ほどが、福岡市上空を通過するそうです。
その話を聞いてしばらく空を見上げていましたら、はるか上空を風に乗って飛んでいる姿がみえました。
毎年飛来数は一定ではないようですが、日本野鳥の会の皆さんの話をお伺いすると、
この渡りで、日本自然環境のバロメーターになるとのことでした….。
野鳥の会の皆さんは、ハチクマの渡りを見ながら「元気で行ってこいよ!」と声をかけているんですと
言っていらっしゃったのが印象的でした。
日本も高度成長の時代から質の時代に変わってきました。40年程前からしても今とは大違い
河川で代表されるように、キレイな清流が戻りホタルの里もいたるところに出来ています。
住まいも古くなったから建て替えるだけではなく、環境にマッチしたものや、健康を意識した
家づくりを考えるようになってきました。
同時に、長く住まうことができる家づくりをすることと、次世代まで住み続けるに値する
家なのか?が、今後の家づくりの大事なテーマになってくると思います。
Category: 壇洋一ブログ